11月5日まで開かれている「第45回 東京モーターショー2017」。各社のブースには電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)がずらりと並び、世界的な環境規制強化を背景とした電動化シフトが鮮明となった。人工知能(AI)や自動運転機能を搭載したコンセプトカーも登場するなど、自動車や電機の各メーカーがそれぞれの次世代技術をアピールしている。メルセデス・ベンツなどの高級車ブランドは高性能スポーツカーも最前列に展示するなど、エコカーとの「二極化戦略」の姿勢も示した。今回のショーを訪れたら絶対に見ておきたい注目モデルを「国産車」と「輸入車」の2回に分けてお届けする。一部車種はテキストでも紹介しているのでこちらも必読! (写真・大竹信生/SankeiBiz)
《メルセデス・ベンツ》
【AMG Project ONE】
680馬力を発生する1.6リッターV6のF1エンジンをほぼそのまま載せたスーパースポーツ。計4個のモーターアシストによるシステム出力は1000馬力以上を誇る。0-200キロ加速は6秒、最高速度は350キロオーバー(!)。ゼロエミッションのEVモードでも走行可能だ。
【コンセプト EQ A】
メルセデスが2016年に立ち上げたEVに特化したブランドが「EQ」。その第2弾モデルが3ドアハッチの「EQ A」。
【GLC F-CELL】
メルセデスが2017年中に発売する燃料電池車(FCV)のクロスオーバーSUV。