日本メーカーも威信をかけて参戦するニュルブルクリンク24時間耐久レース、2016年の総合優勝マシンがメルセデスAMG GTだったことは記憶に新しいところでしょう。
そのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)の別名ともいえる「グリーンヘル(緑の地獄)」という名前のボディカラーをまとった「AMG GT R」の国際試乗会が開催され、現地からの画像が届きました。
フロントにV8エンジン、リアに7速DCTトランスアクスル(変速機とファイナルギアを一体化したユニット)を配したフロントミッドシップFRであるAMG GT。4.0L・V8ツインターボエンジンの最高出力は585馬力、最大トルクは700Nmまでアップされています。
モータースポーツ由来という空力ボディも魅力です。その象徴といえるのが、レース専用車であるGT3と同様の縦格子のフロントグリル。フロントバンパー、リアウイング、そしてフロア下の整流効果まで、その空力ボディの迫力はデジタルデータである画像からも感じられるほど。
果たして、日本での発売価格は? そのステアリングを握ることができるのは、選ばれし人物になるのは間違いないといえそうです。
(写真提供:メルセデス・ベンツ日本)