サッカーのクラブワールドカップ(W杯)最終日は18日、横浜市の日産スタジアムで2試合が行われ、決勝でJ1覇者の鹿島が欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)に健闘したが、延長の末に2-4で敗れてアジア勢初の優勝はならなかった。Rマドリードは2大会ぶり2度目の制覇で賞金500万ドル(約5億9千万円)を獲得し、ハットトリックのロナルドが最優秀選手。2ゴールを決めた鹿島の柴崎は優秀選手に選ばれた。
先制を許した鹿島は前半44分、柴崎が同点ゴール。後半7分に柴崎のミドルで勝ち越したが、PKで追い付かれた。延長に入り、ロナルドに2ゴールを奪われ力尽きた。Rマドリードは欧州と南米が対戦した前身のインターコンチネンタルカップ、トヨタカップを含め5度目のクラブ世界一。
3位決定戦はナシオナル・メデジン(コロンビア)がアメリカ(メキシコ)に対し、2-2からのPK戦を4-3で制した。
◇
▽クラブW杯決勝
鹿 島 2 1-1 4 Rマドリード
(開催国代表) 1-1 (欧州代表)
延 長
0-2
0-0
▽得点者
【レ】ベンゼマ(前9分)ロナルド3(後15分=PK、延前8分、延前14分)【鹿】柴崎2(前44分、後7分)
◇