見た目の特別感は、ブラックマイカのルーフのオプション設定と、内装における天井と各ピラーのブラック化。ちなみに受注されたモデルの数パーセントは、黒いボディカラー(ファントムブラックパール)にブラックマイカのルーフという、遠目には黒一色にしか見えないマニアックは2トンカラーなのだとか。通ですねー。
ところでちょっと気になりませんか?
ランエボXの特徴のひとつが6速デュアルクラッチの2ペダル仕様「TC-SST」だったはず。ファイナルエディション以前のモデルではその「TC-SST」がかなり高い販売比率だったのに、どうしてファイナルエディションは5速MTしかないのか?と。
でも、理由は単純で納得のいくもの。なぜなら、TC-SSTモデルの生産はすでに終了しているからです。
実は昨年7月の一部改良時に「14年度中にTC-SSTモデルの生産を終了」し、その残り台数が「約1035台」と公式にアナウンスされていたのでした。そして宣言通り2015年3月末までには生産が終わっていたのです。