飛ぶように売れるガンダム・グッズ マニア心理くすぐる (2/5ページ)

2013.5.3 08:30

  • 「超・大河原邦男展」の会場限定で発売されているガンダムのプラモデル=(c)創通・サンライズ
  • 会場限定で販売されているガンプラのパッケージ。大河原邦男さんが特別に描き下ろしたプラ=(c)創通・サンライズ
  • 大河原邦男さんの代表的な作品「機動戦士ガンダムII哀・戦士編」(1981年)のポスター原画=(C)創通・サンライズ
  • 「機動戦士ガンダムIIIめぐりあい宇宙編」(1982年)ポスター原画=(C)創通・サンライズ
  • 内覧会で実物大のスコープドッグを見物する人ら=22日午後、神戸市中央区(甘利慈撮影)
  • 兵庫県立美術館の蓑豊・館長(左)に機動戦士ガンダムのポスターの原画について説明する大河原邦男さん=22日午後、神戸市中央区(甘利慈撮影)


「超・大河原邦男展」の図録。表紙のカバー(左)を広げると、原画ポスターになる

「超・大河原邦男展」の図録。表紙のカバー(左)を広げると、原画ポスターになる【拡大】

 1人5個までに制限

 美術館3階にある物販コーナー。訪れたファンの視線は展示スペースと同様、ここにも熱く注がれる。

 販売されているガンプラの限定モデルは100分の1サイズで、4515円。30年余のガンプラの歴史で初めて、大河原さんが特別に描き下ろした原画がパッケージ(箱絵)に採用され、模型のパーツの成形色も大河原さんが監修したという特別バージョンだ。

 展覧会の開幕前から話題を集め、美術館は購入を展覧会のチケット1枚につき5個までに制限。それでもいったん完売したため、製造元のバンダイは急遽、増産した。大河原さんは「パッケージは細部まで力を入れて描いているので、プラモデル作りと合わせて、じっくりと鑑賞してほしいですね」と話す。

図録の売れ行きに美術館側も驚く

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