リオ五輪、日本の金メダリスト全員見せます! 金12、銀8、銅21で過去最高41個
リオデジャネイロ五輪は大会最終日の21日、すべての競技を終えた。今大会、日本が獲得したメダル数は41個(金12、銀8、銅21)で、前回ロンドン大会の38個を上回って過去最高となった。各国のメダル獲得数ランキングでは、米国(121)、中国(70)、英国(67)、ロシア(56)、ドイツ(42)、フランス(42)に次ぐ7位。自国開催となる2020年東京五輪に向け、期待をふくらませる成果を上げた。
最も多くメダルを獲得したのは柔道で12。競泳とレスリングが7で続き、日本の“お家芸”が存在感を示した。
個人では、体操男子の団体総合と個人総合で優勝し、2個の金メダルに輝いた内村航平(コナミスポーツ)、競泳男子で400メートル個人メドレーで金、200メートル個人メドレーで銀、800メートルリレーで銅と3つのメダルを獲得した萩野公介(東洋大)の活躍が目立った。
バドミントン女子ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は、バドミントンで日本勢初の金メダルを獲得した。卓球は男子団体で銀、女子団体で銅メダルを手にし、さらに男子シングルスの水谷隼(ビーコン・ラボ)は卓球個人種目で日本勢初メダルとなる銅メダルに輝いた。
テニス男子でも錦織圭(日清食品)がシングルスで3位となり、日本勢としては96年ぶりのメダルを獲得。カヌー・スラローム男子カナディアンシングルに出場した羽根田卓也(ミキハウス)はカヌー競技で初となる銅メダルに輝くなど快挙が相次いだ。
陸上男子400メートルリレーでは、山県亮太(セイコーホールディングス)飯塚翔太(ミズノ)桐生祥秀(東洋大)ケンブリッジ飛鳥(ドーム)で臨んだ日本は銀メダルを獲得。海外勢が圧倒的な強さを誇っている陸上界で、日本の力を世界に見せつけた。
今大会では、初めて「難民五輪選手団」が結成され、陸上や競泳に出場したがメダル獲得はならなかった。(五輪速報班)
関連記事