五輪ビーチバレー 女子選手なぜビキニ姿が多いのか? 実はルールでは…
夏季五輪で最も“フォトジェニック”な競技と言えば、なにはともあれ「ビーチバレー」だろう。1996年のアトランタ五輪から正式種目に採用され、多くの写真が紙面やインターネット上をにぎわせてきた。
ふだんはあまり取り上げないロイター通信やAP通信も大量の写真を配信。「夏季五輪の華」のひとつには違いない。
ひとつ疑問なのは、なぜビキニ姿が圧倒的に多いのだろう。実はルールでは、女性はタンクトップとブリーフのセパレート型(つまりビキニ)、もしくはワンピース型のユニホームを着用することとなっている。
さらに、タンクトップは体にぴったりと密着したもので、袖ぐりは背中に深く、また胸の上部と腹部は大きくカットされたものとする▽ブリーフはぴったりとしたもので、裾は左右が上向きにカットされ、サイドは7センチ以下とする▽ワンピース型もぴったりと体に密着するもので、背中と胸の上部は開いたものとする▽明るく鮮やかな色とする-などの規定もあるそうだ。
リオデジャネイロ五輪でも、カラフルなビキニ姿の女子選手たちが有名なコパカバーナのビーチで熱戦を繰り広げている。そりゃ、“フォトジェニック”なわけだ。
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