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見て、触れて知る日本刀の美 産地、年代、流派…個性奥深く 刀剣博物館 (1/5ページ)

2016.2.18 13:00

【鑑賞マナー講座】手にとって、刀剣の重さを感じながら、間近に刃文の美しさを鑑賞する女性の参加者=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)

【鑑賞マナー講座】手にとって、刀剣の重さを感じながら、間近に刃文の美しさを鑑賞する女性の参加者=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)【拡大】

  • 【刃文-1千年の移ろい】ゲーム「刀剣乱舞」のイケメンに擬人化されている国宝の太刀「明石国行」も展示されている=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)
  • 【刃文-一千年の移ろい】鍔やさやなど刀装具「拵(こしら)え」も展示してある=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)
  • 【定例鑑賞会】マイクを片手に、出題した刀について解説する「刀剣女子」の草分け、久保恭子事業課長(中央)=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)
  • 【刃文-一千年の移ろい】展覧会の入場者は7~8割が女性。その中に外国人の姿も混じる=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)
  • 【定例鑑賞会】5口が、作者や制作年が分からないように柄と茎が隠してある=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)
  • 【定例鑑賞会】参加してくるベテランたちは、さすがに刀の扱い方は手慣れたものだ。光源の方に刃先を向けて、浮かび上がる微妙な地肌や刃文の違いを見極める=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)
  • 【鑑賞マナー講座】刀の鑑賞法について、礼儀や注意点を話す刀剣博物館の宮島進さん=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)
  • 【鑑賞マナー講座】係員の説明を受けながら、刀剣の見どころを学ぶ=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)
  • 【鑑賞マナー講座】受講後、認定証を授与される参加者=2016年2月13日、東京都渋谷区(原圭介撮影)

 【大人の時間】

 名刀をイケメン男子に擬人化したゲーム「刀剣乱舞」の流行もあって、日本刀に興味をもつ女性「刀剣女子」が増えている。刀剣博物館(東京・代々木)で開かれている初心者向けの「日本刀鑑賞マナー講座」、展覧会「刃文- 一千年の移ろい」、上級者が集う「定例鑑賞会」にお邪魔して、刀剣愛好の醍醐味(だいごみ)や奥の深さに触れてみた。

 初心者へマナー講座

 13日に開かれたマナー講座は、日本刀に一度も触れたことのない人に、鑑賞の作法や注意点を教える入門編。

 刀を手にとって見るだけの行為だが、簡単ではない。まず見る前の注意点がある。主な注意点は、バランスの崩しやすいかかとの高い靴は履かない▽指輪など貴金属やアクセサリーは外す▽眼鏡など金属製品を胸ポケットに入れない▽ハンドクリームなどは洗い落としておく-など。これは全て、貴重な文化財で高価な刀剣に、刃こぼれやサビをつけないためだ。

人を殺傷する武器を美術品として鑑賞していることを…

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