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習近平氏、中東歴訪 イランに高速鉄道整備で合意 内政不干渉 経済力武器に関係強化 (1/5ページ)

2016.1.24 08:00

式典でイランのハサン・ロウハニ大統領(左)と握手する中国の習近平国家主席=2016年1月23日、イラン・首都テヘラン(AP)

式典でイランのハサン・ロウハニ大統領(左)と握手する中国の習近平国家主席=2016年1月23日、イラン・首都テヘラン(AP)【拡大】

 中東歴訪中の中国の習近平国家主席は23日、イランの首都テヘランでロウハニ大統領と会談し、中国がイラン国内で高速鉄道を整備することで合意した。会談後の共同記者会見で習氏が明らかにした。核問題に伴う欧米の対イラン制裁が解除されたことを受け、両国は投資や産業、環境などの分野での協力について17の合意文書を交わした。

 ロウハニ師は会見で、両国の貿易規模を大幅に拡大することで合意したと述べた。高速鉄道整備は、中国が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の枠組みの一部として、テヘランと第2の都市、東部マシャド間の約900キロで計画され、「中国が必要な資金調達を行う」(習氏)という。

 制裁解除後のイランに外国の国家元首が訪問するのは初めて。昨年7月の核合意後、11月にはロシアのプーチン大統領が訪れて計50億ドル(約6000億円)の支援を表明しており、いずれも米国と距離を置くイランと中露の接近が鮮明となった。

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