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肝機能をサポート 貧血予防にも ネギとカキのパスタ他 (1/5ページ)

2015.11.26 13:00

ネギとカキのパスタ。※506kcal、塩分3.6グラム(1人分)

ネギとカキのパスタ。※506kcal、塩分3.6グラム(1人分)【拡大】

  • ネギとカキのパスタ(作り方2)__フライパンにオリーブ油、ニンニク、唐辛子を入れ、弱火で炒める。ニンニクが色づいてきたら唐辛子を取り出し、ベーコンを加えてさっと炒める。ネギを加えてしんなりするまで炒め、さらにカキを加えてさっと炒める。
  • 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表の牧野直子さん=2014年4月21日(田中幸美撮影)
  • リンゴとカキのコンポート(作り方1)__小鍋(または小フライパン)にリンゴ、カキ、砂糖、レモン汁、水、シナモンを入れて、蓋をして中~強火にかける。
  • リンゴとカキのコンポート。※96kcal、塩分0グラム(1人分)

 【牧野直子の健康ごはん】

 カキは一年中、出回っていますが、真ガキは冬が旬。夏に出回っているのは岩ガキです。

 真ガキは10月頃から出始めますが、おいしくなってくるのは11月後半から、産卵の準備に入る3~4月までです。カキは適度な塩分とコハク酸によるうまみがあるので、生でもソテーでも、フライでもシンプルにレモン汁を搾るだけで楽しめます。このパスタもカキの塩分を考慮して、しょうゆや塩の量は加減しましょう。

 カキは脂質が少なく、低エネルギー。タンパク質源でもありますが、エネルギーになる糖質も含まれます。この糖質はすぐにエネルギー源になるグリコーゲンという形で含まれているので、肝機能をサポートして疲労回復を促す働きが期待できます。

 また、鉄や銅、亜鉛などのミネラル、ビタミンB12が豊富です。鉄やビタミンB12は造血に働くので、貧血の予防、改善には欠かせません。亜鉛は味覚を正常に保ったり、傷の治りをよくする役割があります。

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