【アートクルーズ】
最新のデジタルテクノロジーを使い、子供たちが同じ空間で自由に体を動かし、互いに影響を与えながら創造的でアートな体験を楽しむ-。そんな体験を通して共同で創造していくことができる人間になってもらいたいという願いから生まれたチームラボキッズが、今年7月にタイ・バンコクにオープンした東南アジア初の雪のテーマパーク「スノータウン」に出展している。チームラボが進める教育プロジェクト「チームラボアイランド 学ぶ!未来の遊園地」の中から、『チームラボ お絵かきタウン』と『チームラボ お絵かきタウンペーパークラフト』の2つの作品を常設展示中。2013年に設立されたチームラボキッズの松本明耐(あきたえ)代表(38)に今回の取り組みについて聞いた。
描いて街づくり
――バンコクのスノータウンでアトラクションを展開するに至った経緯は
「先方(スノータウン)から発注があった。タイに雪が降る施設ができると聞いたときは驚いたが、非言語のプロジェクトなので、海外の人たちにもアトラクションを体験してもらえるいい機会だと思った」