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差別か逆恨みか 生中継中に銃撃 米東部 TV局解雇の男、記者ら殺害し自殺 (1/3ページ)

2015.8.28 00:00

地元テレビ局WDBJのプロデューサーや技術者など多くの関係者は局の敷地内で、2人の死を悼んだ=2015年8月26日、米バージニア州ロアノーク(AP)

地元テレビ局WDBJのプロデューサーや技術者など多くの関係者は局の敷地内で、2人の死を悼んだ=2015年8月26日、米バージニア州ロアノーク(AP)【拡大】

  • 生中継のさなか、凶弾の犠牲になったアリソン・パーカーさん(左)と、アダム・ワードさん=2015年(AP)

 生中継のさなか、銃声が6、7回響いた-。米東部バージニア州モネータで26日朝、地元テレビ局WDBJの女性記者とカメラマンが突然、銃撃され死亡する事件が起きた。警察当局の調べで、WDBJを解雇された黒人の元記者、ベスター・フラナガン容疑者(41)の犯行と判明したが、300キロ離れた同じ州内で自殺した。遺書には、これまで自身が受けた差別への怒りが延々とつづられていたという。ショッキングな犯行は全世界を震撼(しんかん)させたが、米国内での進まぬ銃規制や根深い差別問題が改めて浮き彫りになった。

 インタビュー中に

 凶弾の犠牲になったのは、女性記者のアリソン・パーカーさん(24)と、男性カメラマン、アダム・ワードさん(27)。米CNNテレビやABCテレビ(いずれも電子版)などによると、パーカーさんは地元経済界の女性にマイクを向け、インタビューをしていた。突然6、7発の銃声が響き、女性の悲鳴が上がる。パーカーさんは逃げ出したが、直後に撃たれた。ワードさんも銃撃され、崩れ落ちるとともに、カメラが下がり、拳銃を手にしたフラナガン容疑者とみられる男の姿をわずかにとらえた後、床を写したまま動かなくなった。

「教会銃撃が転換点」

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