米娯楽大手、ウォルト・ディズニーが、ハリウッドを代表するSF映画「スター・ウォーズ」(SW)シリーズをテーマにしたエリアを、カリフォルニア州の「ディズニーランド」と、フロリダ州の「ディズニーワールド」にそれぞれ新設することが分かった。ディズニーは2012年、SWシリーズを手がけたジョージ・ルーカス監督(71)の映画製作会社「ルーカスフィルム」を40億ドル(約4900億円)で買収。SWに関するほぼ全ての権利を手中に収めており、全世界に熱狂的なファンを持つSWの強力な集客力で“ディズニー帝国”の地位を盤石のものにしたい考えだ。
加州とフロリダで着工
米CNNテレビや米紙ウォールストリート・ジャーナル(いずれも電子版)などによると、09年以降、2年に1回開催されるディズニー・ファンのためのイベントで、14日から3日間、米アナハイムで開かれた「D23Expo」で、ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO、64)が明らかにした。