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【野口裕之の軍事情勢】「憲法9条の奴隷」が国会で披露した新説 (1/5ページ)

2015.7.27 06:00

衆院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で自説を述べる法政大学法学部教授の山口二郎氏(左)=2015年7月13日、国会(斎藤良雄撮影)

衆院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で自説を述べる法政大学法学部教授の山口二郎氏(左)=2015年7月13日、国会(斎藤良雄撮影)【拡大】

 勤め先に飼い慣らされ、自らの意思と良心を放棄し奴隷=家畜と化したサラリーマンを「社畜」と呼ぶが、平和に飼い慣らされ、憲法第9条の奴隷と成り果てた学者・政治家もいる。研究一筋で世情にうとく、常識に欠ける学者を「学者バカ」と呼ぶが、現実の安全保障空間を直視せずに、または意図的に無視し、自らの政治思想に学理を無理に合わせているのなら「曲学の徒」ではないか。

 韓国のベトナム派兵引用

 民主党の「御用学者」ともいわれる法政大学の山口二郎教授(57)は7月13日、衆議院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で自説をぶった。

 「戦後日本が他国の戦争に巻き込まれずに済んだのは日米同盟のおかげではなく、憲法9条で集団的自衛権行使を禁止していたからだ」

 その上で“具体的メリット”を披瀝した。「ベトナム戦争(1960~75年)で韓国は、米韓相互防衛条約に基づき出兵を求められた。集団的自衛権の行使を否定していた日本は、ベトナム派兵など考慮する必要もなかった」

 韓国のベトナム派兵に、全く違う認識を抱く小欄には大変勉強になった。小欄の認識は-

小欄の認識は-

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