≪香り立つ華やかさ≫
新緑に包まれた古都・鎌倉の鶴岡八幡宮で5日、東日本大震災復興支援チャリティーとして自然の美しさと艶やかな和装の女性たちが競演する着物ショー「日本の心・日本の絆 美しき自然・彩りの着物」(SANKEI EXPRESSなど後援)が行われた。
境内の直会殿(なおらいでん)では3回に分けてショーが行われ、「ミス鎌倉」の横山友梨香さん(22)ら約20人のモデルたちが振り袖や訪問着、浴衣など約40点の着物に身を包み、計700人を超える来場者を魅了した。続いて参道にある朱塗りの舞殿でも着物姿が披露され、日本の心をアピールした。
ショーは、2011年3月の東日本大震災発生からわずか2カ月後、復興を支援したいとの願いから、その年の5月に第1回が開かれた。SUNデザイングループの大出一博氏が企画し、鶴岡八幡宮が賛同して実現したもので、今年で5回目を迎えた。チケットの売り上げは全額、被災地支援に役立てられる。(写真:フォトグラファー 大石一男/SANKEI EXPRESS)