東日本大震災からまもなく丸4年がたちます。もう4年ですか? それともまだ4年ですか? 例えば、復興を進めるために新しく整備される道路は、住環境・労働環境が整っていない今において住民を近隣の都市へ流出させる道路となる、という意見。例えば、被災した方に当時の記憶をよみがえらせる、震災の象徴となった建築物を取り壊したことにより、近くの商店街の売り上げが大きく落ちる、という現象。
被災地でのインタビューを通してみえてくるのは、正しいとか、間違っているとかではなく、人それぞれの復興に対する感じ方と、人それぞれ復興への道順が違うんだということ。目に見える復興とは違う、心の復興が必要だということ。「まだまだ4年」という想いでした。
プライベートで今も被災地へと通うレイチェル・チャンと堀潤がナビゲートする『J-WAVE SPECIAL HEART TO HEART 2015』(3月11日14:00~16:15)では、レイチェル・チャンによる、被災した地域の街や人々の現地レポートとインタビューをお届けします。