北朝鮮の李龍男対外経済相が17~24日、ロシアのウラジオストク、ハバロフスク、モスクワを訪問した。露国営ラジオ「ロシアの声」が24日、本件に関する興味深い論評を報じた。
極東発展相ガルシカ氏
<北朝鮮の李龍男対外経済相の訪問目的について、ロシア科学アカデミー極東研究所、朝鮮モンゴル部のアレクサンドル・ヴォロンツォフ部長は露北朝鮮関係の拡大問題を話し合うためとの見方を示し、次のように語っている。
「朝鮮民主主義人民共和国の対外経済相の訪問はロシアと北朝鮮の経済関係が様々な部門で伸びている事実を反映している。ここ1年で二国関係は非常にダイナミックに発展している。多くのプロジェクトがあり、そのうちのいくつかは極東で農業などの分野で、北朝鮮の労働力を使い、北朝鮮の資本さえも用いてすでに開始されつつある。(中略)しかももちろん、李氏は同委員会のロシア側の代表である、アレクサンドル・ガルシカ極東発展相とは面識がある。