フィンランド発の知的障がい者によるパンクバンドの活躍を追ったドキュメンタリー映画『パンク・シンドローム』が1月17日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
感受性豊かですぐに泣き出すペルッティ、自由と女とバイクを愛する奔放なカリら、バンドの4人のメンバーがそれぞれチャーミング。練習もツアーも日常生活もハプニングの連続で決して一筋縄ではいかないが、温かい笑いに包まれている。「施設では豚のエサを食わされる」「少しばかりの敬意と尊厳が欲しい」「こんな社会大嫌いだ」などなどストレートな歌詞が心に突き刺さる。(一般社団法人「Get in touch」編集部/SANKEI EXPRESS)