選挙区の都道府県別の投票率で最高は島根の59.24%。2位以下は山梨59.18%、山形59.15%が続いた。最低は青森の46.83%で、徳島47.22%、富山47.46%の順だった。
当日有権者数は1億396万2784人で、うち在外投票の有権者数は10万4320人。在外投票の投票率は選挙区18.46%、比例代表18.87%となった。
≪幻の「単独300超」 揺り戻し現象か≫
自民、公明の連立与党は衆院選で3分の2超の議席を確保し、自民単独でも291議席(追加公認を含む)を獲得した。ただ、報道各社の事前の情勢調査では、自民党は300議席を超えるとされていた。情勢報道で「揺り戻し」現象が起きた可能性が浮かび上がってきた。
報道各社は2日の公示直後から序盤情勢を探り、産経新聞は12月4日付朝刊で「自民300議席超の勢い」との情勢記事を掲載した。毎日新聞や朝日新聞も12月4日付で自民党大勝の可能性があるとの見通しを示した。