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【衆院選2014】幻の「単独300超」 揺り戻し現象か (2/4ページ)

2014.12.16 09:45

12月14日夜、自民党本部では当選確実になった候補者名の上にバラの花印が付けられ、ずらりと横一線に赤いラインが形成された=2014年、東京都千代田区永田町(ロイター)

12月14日夜、自民党本部では当選確実になった候補者名の上にバラの花印が付けられ、ずらりと横一線に赤いラインが形成された=2014年、東京都千代田区永田町(ロイター)【拡大】

  • 【衆院選】投票率の推移=第22回(1946年)~第47回(今回、2014年)。※(注)共同通信社集計。第41回以降は小選挙区分
  • 【衆院選】党派別当選者数=2014年12月14日投開票。※(注)選挙前勢力は欠員1
  • 【衆院選】主要各紙の情勢分析記事の見出し=2014年12年4日~12日。※いずれも朝刊(東京版)1面
  • 【衆院選2014】党派別立候補者数=2014年12月2日現在。※諸派は幸福実現党など。議長、副議長は出身政党に含めた。

 選挙区の都道府県別の投票率で最高は島根の59.24%。2位以下は山梨59.18%、山形59.15%が続いた。最低は青森の46.83%で、徳島47.22%、富山47.46%の順だった。

 当日有権者数は1億396万2784人で、うち在外投票の有権者数は10万4320人。在外投票の投票率は選挙区18.46%、比例代表18.87%となった。

 ≪幻の「単独300超」 揺り戻し現象か≫

 自民、公明の連立与党は衆院選で3分の2超の議席を確保し、自民単独でも291議席(追加公認を含む)を獲得した。ただ、報道各社の事前の情勢調査では、自民党は300議席を超えるとされていた。情勢報道で「揺り戻し」現象が起きた可能性が浮かび上がってきた。

 報道各社は2日の公示直後から序盤情勢を探り、産経新聞は12月4日付朝刊で「自民300議席超の勢い」との情勢記事を掲載した。毎日新聞や朝日新聞も12月4日付で自民党大勝の可能性があるとの見通しを示した。

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