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いろんな役に挑戦し引き出し増やしたい 映画「0.5ミリ」 女優、安藤サクラさんインタビュー (1/5ページ)

2014.11.4 13:00

女優、安藤サクラさん=2014年10月16日、東京都渋谷区(野村成次撮影)

女優、安藤サクラさん=2014年10月16日、東京都渋谷区(野村成次撮影)【拡大】

  • 映画「0.5ミリ」(安藤桃子監督)。11月8日公開(ザジフィルム提供)。(C)2013_ZERO_PICTURES/REALPRODUCTS

 結婚して2年半。そろそろ新婚気分も抜けてきたとみられる女優、安藤サクラ(28)に料理の腕前を聞いてみると、開口一番、「実はとても上手なんですよ」と胸を張った。「本当に何でも作れますよ。まずキッチンに立って、包丁で野菜などを刻みながら何を作ろうか考えます。冷蔵庫の中にある食材、スーパーで売っている食材、旬の食材を頭に思い浮かべるんです。もちろん栄養のバランスや味もちゃんと考えますよ。そうした作業自体がすごく好きなんですよね」

 そんな安藤が料理はもちろんのこと、文句なしの家事能力と巧みな話術を武器に、複雑な事情を抱えた孤独な老人たちを次々ととりこにし、生きる力を授けていく凄腕の介護ヘルパーに扮(ふん)した主演映画「0.5ミリ」(11月8日から全国順次公開)で熱演した。俳優、奥田瑛二(64)の長女、安藤桃子(32)が監督を務め、妹のサクラを主演に起用した。本作は、桃子監督が身内の介護経験に着想を得て、サクラをモデルに書き下ろした同名小説を映画化したものだという。

主人公は監督との分身

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