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東北を知り、震災に思いはせて 渡辺えり、大沢健 舞台「天使猫-宮澤賢治の生き方-」 (1/4ページ)

2014.10.14 15:15

「震災を忘れないため、東北を知ってほしい」と話す演出家の渡辺えりさん(左)と俳優の大沢健(けん)さん=2014年10月4日午前、東京都世田谷区(宮崎裕士撮影)

「震災を忘れないため、東北を知ってほしい」と話す演出家の渡辺えりさん(左)と俳優の大沢健(けん)さん=2014年10月4日午前、東京都世田谷区(宮崎裕士撮影)【拡大】

 東北出身の劇作家、渡辺えり(59)が、東日本大震災直後に書き下ろした作品「天使猫」〈オフィス3◯◯(さんじゅうまる)公演〉を2年ぶりに再演する。宮澤賢治と猫をモチーフにしたファンタジーで、メーンとなる天使猫に大沢健(けん、39)を起用した。賢治の出身地である岩手県で19日に初日を迎え、23日からは東京公演、ほか石巻や福島、仙台と、前回はかなわなかった、東北地方の被災地をくまなく回る。

 「震災を忘れてはいけない。風化させないためにはまず、東北のことを知ってもらわなければ」と、渡辺は岩手県出身の宮澤賢治を取り上げた理由を話す。震災の起きた2011年に「何かしなければ」という思いにつき上げられて書いたという。題材探しで東北について調べているうち、賢治に行き着いた。

 物語は震災直後のがれきの現場から始まり、宮澤賢治が残した言葉を散りばめながら賢治の生涯を描く。被災者を救う天使を猫にだぶらせた、時空を縦横無尽に行き来する、ファンタジーだ。

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