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「大好きな曲」でデビュー55周年CD ピアニスト 中村紘子さんインタビュー (1/4ページ)

2014.10.8 15:30

「55年はあっという間でした」と話す、ピアニストの中村紘子(ひろこ)さん=2014年7月22日(江原和雄撮影)

「55年はあっという間でした」と話す、ピアニストの中村紘子(ひろこ)さん=2014年7月22日(江原和雄撮影)【拡大】

  • モーツァルト_ピアノ協奏曲第24番&第26番「戴冠式」/ショパン_マズルカ集(中村紘子/ドリーミュージック、4500円+税)。発売中(提供写真)

 「55周年がついこの間のようです。地球の自転が早くなったのかしら(笑)。古希の自覚は全くありません。55年はあっという間でした。子供のときの夏休みは長くて、どうしていいか分からなかったのに(笑)」

 今年、デビュー55周年となり、7月に古希(70歳)を迎えたピアニスト、中村紘子はこう語る。

 慶応義塾中等部3年のとき、第28回音楽コンクールにおいて史上最年少で優勝。翌年、NHK交響楽団の世界一周公演のソリストに抜擢(ばってき)され、デビュー。その後、第7回ショパン・コンクールにおいて日本人で初めて入賞し、活躍の場を世界に広げた。日本を代表するピアニストの一人として常に第一線に立ち続けている。

 新垣隆に作曲依頼

 このほどデビュー55周年記念のCDが、ドリーミュージックからリリースされた。「大好きな曲」というモーツァルトの協奏曲2曲と、初めて録音したショパンのマズルカ集の2枚組だ。

第26番のカデンツァ 新垣隆氏に作曲を依頼

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