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「信じる」という気持ち、すごく分かります 舞台「ジャンヌ・ダルク」 有村架純さんインタビュー (1/4ページ)

2014.10.6 17:50

「落ち込んだら、とことん落ち込んで寝て、次の日に持ち越さない」と初舞台に意気込む有村架純(かすみ)さん=2014年9月3日、東京都港区(緑川真実さん撮影)

「落ち込んだら、とことん落ち込んで寝て、次の日に持ち越さない」と初舞台に意気込む有村架純(かすみ)さん=2014年9月3日、東京都港区(緑川真実さん撮影)【拡大】

 相手をまっすぐ見据えて話す。澄んだ大きな瞳からは、いちずに女優の仕事に取り組もうとする意志の強さが伝わって来る。愛らしい表情の中にある、秘めた「ど根性」。昨年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で1980年代の少女を演じ一躍、人気が全国区となった有村架純(ありむら・かすみ、21)、10月は舞台「ジャンヌ・ダルク」に挑む。本格的な女優デビューから4年、初舞台で初主演という挑戦だ。

 伝えることを考える

 「舞台はやりたいと思っていたので、いい機会と思いました。大きな作品で私にできるのかな、と心配な気持ちもありました」

 15世紀初頭のフランスで「神の声」を聞き、イギリス軍との戦いを勝利に導きながら、「異端者」とされて19歳で火刑となった伝説のジャンヌ。女優ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画「ジャンヌ・ダルク」(1999年)を見るなど勉強を進めるうち、等身大の女性像を演じようと決めた。

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