生みの親・ルーカスは不在
アイガー氏は今後、スター・ウォーズのコンテンツを最大限に活用し、さらに稼ぎまくる構えだ。新シリーズ「エピソード7」の3部作を2015年以降、毎年1本ずつ公開するほか、スピンオフ(派生)作品も複数制作。テレビアニメやゲーム、テーマパークにも展開し、少女向けのおもちゃまで売り出す計画だ。
だが、不安もある。生みの親であるジョージ・ルーカス氏(70)は会社売却後、一線から身を引き、制作に関わっていないのだ。
「物語はジョージの頭の中にしかない。ルークやレイア姫と一緒に育ってきたオールドファンを満足させると同時に、それを体験していない若者や子供を熱狂させるのは難しい」(米芸能メディア)。ディズニーの手によるスター・ウォーズは、まさに帝国のこれからの盛衰を左右する試金石となる。(SANKEI EXPRESS)