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こういう女性には恋をしないのが一番 映画「バツイチは恋のはじまり」 ダニー・ブーンさんインタビュー (1/3ページ)

2014.9.26 13:05

「今の世の中は以前に比べ、ますます暗く、シニカルで、暴力的になったと感じています。だから僕は人々に感動と笑いを届ける起爆剤になりたい」と語る、俳優のダニー・ブーンさん=2014年6月30日、東京都新宿区(大橋純人撮影)

「今の世の中は以前に比べ、ますます暗く、シニカルで、暴力的になったと感じています。だから僕は人々に感動と笑いを届ける起爆剤になりたい」と語る、俳優のダニー・ブーンさん=2014年6月30日、東京都新宿区(大橋純人撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】映画「バツイチは恋のはじまり」(パスカル・ショメイユ監督)。公開中(ファントム・フィルム提供)

 この男性と一緒になれば必ず幸せになれる-。やや極端なエピソードを交えて結婚相手の見極め方を分かりやすく教えてくれるのが、フランスの人気ロマンチックコメディー「バツイチは恋のはじまり」(パスカル・ショメイユ監督)だ。恋も仕事も完璧な妙齢のキャリアウーマンが何と本命の恋人を袖にして、全くうだつの上がらない三流旅行雑誌の編集者の男に少しずつ心惹(ひ)かれていく様子が、繊細かつユーモアたっぷりに描かれている。

 編集者にふんしたのはフランスの国民的コメディアン、ダニー・ブーン(48)。彼の考える運命の女性の見極め方はなかなか言い得て妙だ。「時々恋人を変えてみるのもいいんじゃないかな。いつも恋人が同一人物だと思って、次々と恋人を取り換えていくのもいい。恋人と同じ名前の女性を次の恋人にしてみるのも面白いかもしれないね」。私生活でも女性たちにモテモテで、果ては“豊富な”結婚生活を血肉としてきたブーン流のジョークだけに、捨て置くことができない含蓄というものがある。もっともブーンは本当に好意を抱いた女性を前にすると、緊張してしまい、思ったことの半分も言えなくなってしまうそうだ。

男性は心理的に弱くなる

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