サイトマップ RSS

落語と出会うきっかけ作りを 映画「もういちど」 林家たい平さんインタビュー (1/5ページ)

2014.8.22 14:15

「演じる人の気持ちに寄り添えば絶対にせりふは出てくる。せりふではなくて、演じる人の心から出た言葉を話すことが大事」と語る、落語家の林家たい平(はやしや・たいへい)さん=2014年6月20日、東京都港区(栗橋隆悦撮影)

「演じる人の気持ちに寄り添えば絶対にせりふは出てくる。せりふではなくて、演じる人の心から出た言葉を話すことが大事」と語る、落語家の林家たい平(はやしや・たいへい)さん=2014年6月20日、東京都港区(栗橋隆悦撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】時代劇映画「もういちど」(板屋宏幸監督兼脚本)。8月23日公開(キャノンボール提供)。(C)2014「もういちど」製作委員会

 一人でも多くの人々に大好きな落語の魅力を伝えようと、人気落語家の林家たい平(はやしや・たいへい、49)は数年前、古典落語の演目「芝浜」を現代風にアレンジした歌「芝浜ゆらゆら」をリリースした。落語だけで勝負しても面白さが世間に浸透しきれない-とすれば、歌の力を借りてでも浸透させていこうという魂胆だ。「『この歌はいい歌だねえ。歌手は林家たい平? 誰? 落語家? 落語って何? では林家たい平の話でも聞きに行ってみようよ』。こうなればしめたものですよね」

 今回、たい平が企画、主演、落語監修を務めた時代劇映画「もういちど」(板屋宏幸監督兼脚本)もそんな考えの延長線上にある。「僕が持てるすべてを駆使して、皆さんに落語と素晴らしい出会いをしてもらう。そんなきっかけ作りをずっとしていきたい。僕自身は大学3年生のとき、偶然ラジオから流れてきた落語に出会いました。それ以来、何度も『落語がこんなにも人生を豊かにしてくれるなんて』と思えたんですよ」。作風も落語入門といった趣で、主人公が落語を分かりやすく解説する場面が多々あり、トリビアも満載の仕上がりに、落語ファンならずとも思わず身を乗り出してしまうに違いない。

監督に警戒→協力

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ