うだるような暑さが続いています。少しでも涼しい気分になろうとホラー映画「呪怨~終わりの始まり~」を観てきました。
ホラー映画の怖さをラジオで伝えるとき、一番効果的なのは、不気味なBGMをつけることです。いきなり音楽を流して、低めの声、抑揚をおさえたしゃべり方で「これは実際に昨日私が体験した出来事である」とはじめてしまえば、かなりそれらしい雰囲気になります。ただ僕の場合、そんなしゃべり方では長くもたず、ほどなくしていつものトーンに戻るので、その落差がある意味ギャグになってしまいますが(笑)。
さて映画「呪怨」はというと、日本最怖ホラーと称されハリウッドでもリメークされたほどのシリーズで、「終わりの始まり」は佐々木希さん主演による最新作。呪われた家に真っ白な少年の霊が出てくるおなじみの展開。畳だとか、押し入れの襖だとか、鏡だとか、ジャパニーズホラーの王道のアイテムをふんだんに使って怖がらせる。来るぞ来るぞと期待しながら映像を追いかける感じは、気持ちいいツボにじわじわ迫るマッサージみたい(笑)。かなりリフレッシュになりました。