≪若手が大舞台経験 「この悔しさを糧に」≫
サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は7月12日、ブラジリアで3位決定戦を行い、オランダがブラジルを3-0で下した。地元ブラジルは7失点の歴史的大敗を喫したドイツとの準決勝から先発6人を入れ替えて臨んだが、立て直せなかった。守備が甘く、準々決勝で脊椎を骨折したネイマール不在の攻撃も迫力を欠き、完敗で4位に終わった。
▽3位決定戦
ブラジル 0(前半0-2、後半0-1)3 オランダ
大ブーイングの中、自国開催のW杯が終わった。エースのネイマールがベンチに入り、観客も「ブラジル」コールで後押ししたが、低調な内容で期待を裏切った。
開始早々、スピードに乗って走り込んできたロッベンへの対応でチアゴシウバが完全に出遅れた。止めるには手をかけるしかなかった。
ペナルティーエリアの内か外か、微妙な位置だったが判定はPK。これを決められ、ブラジルは守備を固めてカウンター攻撃を狙うオランダの術中にはまった。