人口130万人が暮らすニュージーランド最大の都市オークランドを、SANKEI EXPRESSでコラム「ベースボールライフ in NZ」を連載中の元プロ野球選手の清水直行さん(38)ともに訪れた。清水さんは、今春から現地でニュージーランド代表統括コーチを務めるなど、野球の普及に取り組んでいる。
オークランドのシンボルは、市街地にそびえる南半球で最も高い328メートルの「スカイタワー」。展望台からの眺めは絶景だ。隣接するホテルにはカジノも併設されて人気が高い。
オークランドは、ワイテマタ湾とマヌカウ湾という2つの湾に挟まれ、港には市民らが所有する数多くのヨットが停泊している。6人に1人がヨットを所有しているといい、「シティ・オブ・セイルズ(帆の街)」と呼ばれるゆえんだ。
観光客でも気軽に楽しめるセーリング体験で沖に出た清水さんは、興奮気味にハンドルを握った。クルーから「海に停泊して、ワインを楽しむ市民も多い」と聞くと、清水さんは「優雅でいいですね」と、目を輝かせた。
ワイテマタ湾に架かる全長1020メートルの巨大な「オークランド・ハーバー・ブリッジ」が目に飛び込んできた。ここでは、「ブリッジクライム」と呼ばれるアーチの部分を歩くアドベンチャーも楽しめる。オークランドはアトラクション満載だ。