≪共同声明要旨≫
【経済関係】
2国間で最も重要なEPAに署名した。TPPを可能な限り早期に締結するとのコミットメントを確認した。東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を実現するために共に働く。
【安全保障・防衛協力】
アボット首相は、日本による「積極的平和主義」に係る最近の努力、国連憲章の集団的自衛権の行使を含む安全保障枠組みの再構築に支持を表明。日豪防衛装備品・技術移転協定は技術の共同研究、開発および製造を通じて日豪間のより深化した協力を容易にする。
【地域・国際情勢】
両首脳はそれぞれの米国との同盟関係が地域の平和と安全に著しく貢献していることを再確認した。力の使用、強制による東シナ海、南シナ海の現状を変更するいかなる一方的な試みにも反対した。ASEAN(東南アジア諸国連合)と中国が南シナ海の実効的な行動規範に早期に合意することを呼びかけた。(SANKEI EXPRESS)