昭和初期は、女性の立場が低く、女たちが耐えていた時代。それでも生き抜いていく女たちの姿は「抑圧から生まれる美」。人生は順調にはいきません。とかく思い通りにならないものです。でも、その中からすばらしいきらめきが生まれていく。
勇気をもらえる作品
韓国ドラマもお気に入りです。最近はまっているのは、『ヨメとお嫁さま』。全40話を一週間で見切ってしまったほどです。同じ家に嫁いだはずなのに、兄嫁と全く違った扱いを受ける主人公が自立していく姿に胸打たれます。
こうやって挙げていくと、私が心ひかれる作品には、共通点がありますね。思い通りにならない人生の苦しみと、その中から逃げずに乗り越えていく強さ。「ああ、こうやって生き抜いていくのだな」と勇気をもらえるのです。
愛を込めて IKKO(美容家 IKKO(いっこー)/SANKEI EXPRESS)
■いっこー 女性誌をはじめ、テレビ・CM・舞台などのヘアメークを通じ、「女優メイクIKKO」を確立。その後、美容家・タレントとして活動。最近では、コスメをはじめ、多くの女性の美に対するプロデュース業にも注目が集まる。