ツイッターでつぶやかれたヒントを基に、フォロワー(閲覧者)が街中に隠された現金入りの封筒などを探す、新手の「宝探し」が米カリフォルニア州で人気となり、国内外に広がる動きも出ている。ロイター通信などによると、宝探しを始めたのはサンフランシスコの不動産デベロッパーの男性(匿名)で、「人々を笑顔にしたい」という思いが動機という。騒ぎが日増しに大きくなる中、米メディアも連日、この“狂想曲”を報じている。
1日当たり10万円
男性は5月23日(現地時間)から、ツイッター上に「@Hidden Cash」(隠された現金)と題したサイトを開設し、現金の置き場所情報を時には写真を添付しながら“つぶやいた”。当初は場所はサンフランシスコに限定され、例えば「新しいサンフランシスコの落とし物:『一番曲がりくねった道』沿いにフランクリン氏(100ドル紙幣のこと)を探せ。坂の下に向かって」(5月27日)などとヒントが示された。