≪価値観変える BEAMS×工房集コラボ≫
キュートな赤いさくらんぼとアメリカンチェリー。そして、かわいらしい骸骨。新しいライフスタイルを提案する人気ファッションブランド「BEAMS」の新作ショーツは、アーティストの大倉史子さんが描いた作品をデザインに採用した。大倉さんは、ハンディキャップを持った人たちが所属し表現活動を仕事とする「工房集(KOBO-SYU)」のメンバーだ。“BEAMS×KOBO-SYU”のコラボはどうやって誕生したのか。一般社団法人Get in touch理事長の東ちづるが紹介する。
ファッションにデザイン
きっかけは6年前。偶然に見つけた工房集のアーティストたちの作品があまりにも魅力的だったので、「これをファッションにデザインしたアイテムがほしい」と思いつき、友人だったBEAMSのクリエーティブディレクター、窪浩志さんを誘って、埼玉県川口市にある工房集へと出かけた。
工房集は、社会福祉法人「みぬま福祉会」が運営する「川口太陽の家」の分場として2002年にスタート。「どんな障害のある人でも受け入れる」と門戸を開いている。