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寛容な日本の保守のよき伝統 (2/4ページ)

2014.4.27 15:50

  • 作家、元外務省主任分析官、佐藤優(まさる)氏(共同)

 住田は産経の社長でありながら懐が深かったんですよ。

 私は数年前の5月3日に護憲の意見広告をやろうと思って、大手新聞に広告を出すために寄付を募ったことがあるんです。

 ある程度お金が集まったところで、私は産経新聞に広告を出そうと提案した。朝日新聞に出したって仕方がない。産経に出すことに意義があるんだとね。

 事務局はまあ私の勢いだからまとまったんですが、産経が乗らなきゃ話になりませんから、すぐに住田に電話しました。「広告を出したいんだけど」と言ったら、向こうも「いいよ」と言ってくれた。

 ただ、駆け引きもありますから、「お金はこれしかない」と言ったところ、「それだと代理店を通らないから直接来い」という話になり、それで産経に載せることが決まりました。

 ところが今度はお金を出す方から不平がたくさん出てきた。産経に広告を載せるために自分たちはカンパするんじゃないと。それで困ったなあと思っていたんですが、最終的に、毎日新聞と産経新聞の両方に出すということで納得してもらいました。

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