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わくわくする木皿戯曲にぞっこん 舞台「ハルナガニ」 薬師丸ひろ子さんインタビュー (1/3ページ)

2014.4.21 18:40

昨年、「あまちゃん」撮影の合間を縫い、2泊4日で米ブロードウェーで観劇。「一瞬、一瞬を勝負する俳優の気迫が伝わり、舞台に立つ背中を押してくれた」と語った薬師丸ひろ子さん(原田史郎撮影)

昨年、「あまちゃん」撮影の合間を縫い、2泊4日で米ブロードウェーで観劇。「一瞬、一瞬を勝負する俳優の気迫が伝わり、舞台に立つ背中を押してくれた」と語った薬師丸ひろ子さん(原田史郎撮影)【拡大】

  • 原作は藤野千夜の小説「君のいた日々」。茶の間を舞台に不可思議な物語が繰り広げられる(提供写真)

 【ステージドア】

 「すいか」「野ブタ。をプロデュース」など、ユーモラスで味わい深い人間ドラマを生む夫婦脚本家、木皿泉(きざらいずみ)の新作戯曲「ハルナガニ」(内藤裕敬演出)で、薬師丸ひろ子(49)が小劇場の舞台に立っている。

 台本に泣けて、泣けて…

 直近の舞台作も木皿戯曲「すうねるところ」(2012年)。「演じていて心が揺れたり、すぐそばの日常でこんなことが起こっていたんだ、と気付かされたり。わくわくするのが木皿さんの作品」と女優魂が刺激された。寡作作家の新作を逃すまいと、今回も出演を快諾した。

 演じる久里子は会社員の夫・春生(渡辺いっけい)と高校生の息子・亜土夢(細田善彦)と暮らす、パート勤めの平凡な主婦。物語は久里子の死後1年、春生が妻をしのんでフランク永井の「おまえに」をさめざめ歌うシーンから始まる。「台本が最初の12ページ分だけ届いて読んだとき、春生の気持ちが切なくて。泣けて、泣けて…ところがそのまま終わらないのが、木皿さんですよね」

登場人物を慈しむように

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