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味わいと金額の微妙な関係 青木冨美子 (1/2ページ)

2014.4.17 12:30

 【ワインのこころ】

 先日、1985年の結成以来、年4回ペースで交流会を開いている有識者の会から依頼を受け、ワイン講話をさせていただきました。幹事数名との事前打ち合わせで、「レストランのメニューにある3万円以上のワインとデパートなどで買える2000円以下のワインの味わいがどう違うか体験したい」との要望が出たので、チリ産のコノスル・シングル・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン2011(小売価格1680円、写真左)と仏産のポンテ・カネ2010(小売価格2万4000円、写真右)を用意して、出席した47名の会員に試していただきました。

 コノスルは価格と品質の良さでは圧倒的な存在感を示しています。今秋には、世界の銘醸ワインに匹敵する赤ワインをリリースする予定です。抜栓した段階から果実の香りが漂い、のどの奥にアルコール由来のあたたかさが広がる魅力的なワイン。仏産のポンテ・カネはボルドーのなかでも高い人気を誇り、2010年ビンテージはアメリカのワイン雑誌で100点をゲットしている逸品。抜栓してすぐには本性を見せてくれません。

飲んだときに感じる口中での“複雑味”と“余韻の長さ”

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