お気に入りのブランドはたくさんありますけれど、グッチの新作は必ず見に行くようにしています。グッチは長く着ることができますし、「シンプルないい女」を演出してくれるところが大好きです。
ユキトリイもたくさん持っています。ユキトリイのものは、エレガントだったりシャープだったりと、いろんなテイストのお洋服がありますが、どこかに必ずかわいらしさがひそんでいる。それが絶妙なスパイスになっています。
洋服も着物も、審美眼をすごくもらえます。衣装を身にまとうということは、デザイナーの魂を受け取るということ。その存在感から、多くを学んでいます。
粋で上品、違和感なく
私が常に意識しているのは、次の3つの定義。どこまでが粋か下品か、野暮か上品か。女性の中に混じっても違和感がないか、それともヘンなおじさんになってしまうか。少しでもその境目を見誤ってはいけない「紙一重の人生」なのです。