サイトマップ RSS

「最後の贈り物」 全米が称賛 「風立ちぬ」 アカデミー賞、ディズニーと一騎打ち (1/3ページ)

2014.2.27 08:50

2013年9月6日、引退会見に臨む宮崎駿監督=東京都武蔵野市(今井正人撮影)

2013年9月6日、引退会見に臨む宮崎駿監督=東京都武蔵野市(今井正人撮影)【拡大】

 3月2日に授賞式が行われる米アカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされている宮崎駿監督(73)の引退作品「風立ちぬ」が、米国で高い評価を受けている。「The Wind Rises」の題名で今月(2月)28日から全米公開されるのを前に、先週末に行われた限定上映では1館当たり興行収入で全米2位の好成績を記録。欧米メディアは宮崎監督からの「最後の贈り物」と称賛し、引退を惜しんでいる。賞レースは、米ディズニーの「アナと雪の女王」との一騎打ちの様相だ。2001年の「千と千尋の神隠し」以来2度目の受賞はなるのか、その行方が注目される。

 1館当たり興収2位

 「映画監督としての宮崎氏の贈り物は、ゆっくりとした時間の経過、静けさや沈黙を最大限に生かして描く手法だ。それは現代の映画が嘆かわしくも失ってしまったものだ」

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は2月19日付で「宮崎駿監督の叙情的な告別」と題した記事を掲載。スピード感を重視した現代映画と一線を画す作品について論評した。

審査員の心理に訴え

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ