サイトマップ RSS

「明日ママ」波紋 ドラマの表現どこまで 日テレ放送継続 一部スポンサーはCM見合わせ (1/4ページ)

2014.1.26 07:30

 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系の連続ドラマ「明日、ママがいない」をめぐる騒動が収まらない。施設の描写や主人公のあだ名が「誤解や偏見を生む」として、全国児童養護施設協議会などが放送中止を求めたのに対し、日テレは放送を継続。一部スポンサーがCM放送を見合わせるなど波紋は広がっている。フィクションの表現はどこまで許されるのか。

 犬扱いに唖然

 「おまえたちはペットショップの犬と同じだ」。ドラマを見た東京都内の児童養護施設の男性職員(40)は、現実とあまりにかけ離れた内容に唖然(あぜん)とした。

 ドラマは児童養護施設「コガモの家」が舞台。1月15日放送の第1話では、人気子役の芦田愛菜(まな)さん演じる主人公たちを冷酷な施設長がののしり、里親にもらわれるために「庇護(ひご)欲をそそるよう」泣くことを強いる。子供を平手打ちする場面も描かれた。「高校教師」など問題作を手掛けた野島伸司さんが脚本監修を務めている。男性職員は「ドラマで取り上げられるのは意味があるが、あまりにも配慮不足。施設が一般にあまり認知されていない現状では誤解を招くだけだ」と話す。

子供たちは冗談でも『(赤ちゃん)ポスト』と言われたらつらいはず

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ