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40~60代の夫婦の絆は意外ともろい 映画「ビフォア・ミッドナイト」 リチャード・リンクレーター監督に聞く (1/3ページ)

2014.1.17 13:40

 恋人同士に扮(ふん)したジュリー・デルピー(44)とイーサン・ホーク(43)によるラブロマンスの人気シリーズ第3作「ビフォア・ミッドナイト」。ラストを飾る本作で2人は晴れて夫婦となるが、ふとしたことがもとで生じた亀裂が2人の関係を一気に打ち砕いていく。リチャード・リンクレーター監督(53)はSANKEI EXPRESSの電話取材に「この作品でもカップルの関係を飾らずに、鮮烈なタッチで描いたつもり」と力強く語った。

 列車の中で出会った米国人のジェシー(ホーク)とフランス人のセリーヌ(デルピー)。ウィーンを舞台に一夜限りの逢瀬を描いたのが「恋人までの距離(ディスタンス)」(1995年)。その9年後、パリでの再会をつづった「ビフォア・サンセット」(2004年)。さらに9年後を描いた本作では、夫婦となり双子の娘に恵まれた2人が、バカンスで訪れたギリシャを舞台に結婚の理想と現実について激論を交わす。

 物語は前2作と同様に、ほぼ2人の会話だけで怒濤(どとう)のようにつづられていく。長年連れ添った夫婦間のコミュニケーションが、言葉ではなく、「間」を読んだり、阿吽(あうん)の呼吸で、相手の意図を推し量る手法がとられるのが一般的な日本人とは実に対照的だ。

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