陸自部隊代表の井川賢一1等陸佐(45)は「(戦闘発生後)隊員が危険にさらされたことはなかった」とし、現在のジュバの治安は安定していると指摘。避難民支援は「南スーダンの方々のためになると信じている」と強調し、混乱が収束するまで続けると話した。(ジュバ 共同/SANKEI EXPRESS)
≪人道・緊急性考慮 韓国軍に銃弾1万発提供≫
政府は12月23日、武装勢力の襲撃で治安が悪化している南スーダンで、国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊部隊から、小銃の5.56ミリ弾薬1万発を、国連を通じて現地の韓国軍に提供することを決めた。国連と韓国からの要請を受けたもので、政府は韓国部隊や、その宿営地に身を寄せる避難民の安全確保のため「緊急性・人道性が高い」と判断し、PKO協力法に基づく物資協力の一環として応じることにした。自衛隊の銃弾が他国に提供されるのは初めて。