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“プーチン通信”に世界から批判の声 イメージアップ狙うも逆効果 (1/3ページ)

2013.12.11 07:05

  • ロシア・首都モスクワ、サンクトペテルブルク

 反同性愛の著名キャスター起用

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(61)が、また強権を発動した。国営メディアを再編し新たな巨大通信社を立ち上げ、その社長に同性愛者への暴言を連発する有名ニュースキャスターを起用すると発表したもの。プロパガンダ(政治宣伝)と情報統制の強化が狙いとみられる。同性愛宣伝禁止法や反政権活動の弾圧などが世界中から顰蹙(ひんしゅく)を買うなかでの暴挙に、欧米メディアだけでなく、再編対象となった国営メディア内部からも批判の声が上がっている。

 国営メディア再編

 「多数の言語と、利用可能な最高のテクノロジーを使い、可能な限り多くの人々と交流して真実を伝えなければならない」

 ロシア大統領府のセルゲイ・イワノフ長官(60)は12月9日、国営メディア再編の大統領令を発表し、その狙いをこう説明した。

 発表によると、最大の国営通信社「RIAノーボスチ」と31カ国語放送のラジオ局「ロシアの声」を統合し、国際通信社「今日のロシア」を設立。1カ月後の発足を目指すという。

大統領令は「メディアの効率向上」

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