インドネシアのスマトラ島で大規模な火山噴火が起き、11月25日までに約1万8000人が避難したと、政府当局が発表した。
噴火しているのは北スマトラ州カロ県のシナブン山(高さ2460メートル)。今月(11月)中旬から噴火が続き、報道によると、25日も6回の噴火があり、真っ赤な火口からは、2000メートルもの噴煙が立ち上ったという。当局は、最も緊急性が高い警報を出し、半径5キロ以内の住民に避難を呼び掛けた。ただ、農作業や家畜の世話などのため、家に残っている人もいるという。(SANKEI EXPRESS)