毎年11月に入ると全国のさまざまな商業施設や名所などで、クリスマスツリーの点灯をはじめ、イルミネーションやライトアップが行われる。冬を彩る柔らかな光が年末の街を演出する中、東日本で楽しめるイルミネーションを紹介しよう。
北国、札幌の大型商業施設サッポロファクトリー(札幌市中央区)に11月2日お目見えしたのは、巨大なクリスマスツリー。サンタクロースが住むとされるノルウェーのオスロ市から日本で唯一、サンタの話を広める「サンタランド」として認定された北海道広尾町の約15メートルのトドマツを使用している。点灯式で赤や黄など7色の明かりがともされると買い物客らから歓声が上がった。約3万5000個の発光ダイオード(LED)電球が輝く。
一方、東京の新名所としてすっかり定着した東京スカイツリー(東京都墨田区)ではクリスマスを控え、「ホワイトクリスマス」をイメージした緑色と白色に彩られたツリーが夜空に浮かび上がった。12月25日まで、キャンドルをイメージした赤色など期間限定の5種類のライティングが楽しめる。足元の「東京スカイツリータウン」でも約50万個のLEDが点灯し、周囲は華やかなムードに包まれている。