来年結成25周年を迎える名古屋出身の4人組バンド、フラワーカンパニーズが、メンバーセレクトによるベストアルバムをリリースした。四半世紀に及ぶ活動がたどった曲折を本人たちはどのように見ているのか、ボーカルの鈴木圭介とドラムのミスター小西に話を聞いた。
――ベスト盤がリリースになりますね
鈴木「前のベスト盤はリクエストでしたが、今回はメンバーで『こんないい曲もある』と思うものを選びました」
小西「ライブのイメージが強いので、ライブでやらないタイプの曲もじっくり聴いてもらいたいです」
――バンドの歴史を振り返って
小西「メジャーでの活動をやめてインディーズレーベルを立ち上げた時期には、自分たちの手でやれる範囲を知りました。再びメジャーで活動している今は、周囲と密でいい関係を築けています。経験は歌詞にも反映され、曲も濃いものができています」