テレビ、雑誌、ネットとあらゆる媒体で、この人の顔を見ない日はないといっても過言ではない。大ブレーク中のグラビアタレントで、最近では女優としても活躍が目覚ましい壇蜜(32)。新人が次々にデビューするグラビアタレントの世界で、彼女のように三十路を過ぎてから人気が出るケースも珍しい。
「要するに日本人が暇なんですよ。自分の代わりなんていくらでもいると思いますよ」。さらりと言い放ったが、本音はこうだ。
「結局は私には自慢できる特技が何もない。いただく仕事も天命だと思って、抵抗せずに受け入れてきた。そしたらありがたいことに私のファンも出てきて、それが今の活動の形に結びついたということなのでしょうね」
嫌悪感覚えるシーン
そんな彼女が身をささげた2本目の主演映画が「甘い鞭」。「花と蛇」の石井隆監督(67)が、大石圭(52)の同名小説を原作に脚本も手がけ、過激で濃厚なエロチシズムの世界が繰り広げられている。