鍛え抜かれた美しきアスリートたちが躍動している。モスクワで8月10日から18日まで開かれている陸上の世界選手権。なかでも、大会前から“美しすぎるジャンパー”と熱い視線を集めていたのが、地元ロシアのダリア・クリシナ(22)だ。
モデルとしても活躍する一方で、7メートル05の自己記録を持ち、今季の室内世界ランクでトップ。今大会でも優勝候補の一人に挙げられた。11日に行われた決勝では、自己記録更新を狙っていたが、地元開催で硬くなり、6メートル76の7位と、メダルを逃した。7メートル01を飛んだ米国のブリトニー・リース(26)が優勝し、世界陸上3連覇を果たした。
もっとも、4歳年下のクリシナは、選手としてまだまだ伸び盛り。地元ロシアでは、美女アスリートの“先輩”ともいえる棒高跳びの世界記録保持者エレーナ・イシンバエワ(31)が13日に、2007年以来となる3大会ぶりの復活優勝を果たした。イシンバエワは大会前に表明していた「引退」を撤回したが、強さと美しさを兼ね備えた美女アスリート伝説を継承するのは、クリシナしかいない。