学生から金融大国へ USIC通信

投資を始めるなら早い方がいい! 若年層に高まる資産形成への関心 北海道学生投資研究会 (1/3ページ)

 こんにちは! 北海道学生投資研究会です。近年、若年層に投資ブームが起こっていますが、それは北海道も例外ではありません。現在メンバーは100人近く集まり、企業研究や経済ニュースについて語り合う活動をしています。

 対外的には、企業訪問やIRコンテスト出場、企業分析や仮想通貨取引のレポート執筆など活動内容も増えてきました。「北海道の学生の金融リテラシー向上」を目指しこれからも励んでまいります。

 今日は、北海道学生投資研究会の中では比較的古参の3人のメンバーで、学生生活や投資、これからのキャリアなどについてゆるーく語っていきたいと思います。

■コロナで一変した学生生活

渡部:新型コロナウイルスにより大学生活は大きく変わりました。学校祭の中止やオンライン授業、部活動の休止と、大学生は自粛せざるを得ない状況です。最近は少し変わってきましたが、新入生は友人作りに苦労していると聞きます。お二人は「コロナ下での大学生活」をどのように過ごされましたか?

中村:一人の時間が格段に増えて、自分自身と向き合う良い機会になりました。遠方へ旅に出た時期もありましたが、引き続き、生活習慣と精神衛生を整えることに専念しています。近所を散歩するだけで新しい発見があり、まさに灯台下暗しだと実感する日々でした。

水谷:家の中に引きこもっている時間が長くなって、運動不足が加速したなと思います。また、人に会えないのも思った以上にストレスですね。授業ではディスカッションがやりにくいし、私生活では気軽に飲みに行ったりとかできないのがつらいところです。ただ家でだらけた生活や服装をしていても授業に出席できるのはメリットかもしれません(笑)。

中村:みんな考えていることは似ていますね。渡部くんはどうですか?

渡部:実は、最初の緊急事態宣言が出た時に恋人と別れました (笑)。解除まで無の状態が続きましたね。何をしていたのか記憶がないんです。今では「空白の2ヶ月」と呼んでいます(笑)。確かに、大学生がやるべき学問は家の中でも十分できますが、それ以外の学びの場が明らかに減っている印象です。

■学生から見る投資

中村:ところで水谷さんは、何をきっかけに投資に興味を持ちましたか?

水谷:もともと貯金をしていたところ、ある程度貯まって銀行の定期預金よりも攻めた増やし方を考えたら投資に行きつきました。

中村:生活をやりくりする上で、何を買うべきか、どれくらいの予算を積むかを考えることは避けられないですよね。北海道には一人暮らしをしている学生が多いので、より身近に感じてそう。

水谷:投資資金を増やしたいので、日頃の節約意識が強くなりましたね。買い物をする時は電子マネーやクレジットカードの還元まで考えています。

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