海外渡航を希望する人を対象に、新型コロナウイルスワクチンの接種歴を公的に証明する「ワクチンパスポート」の申請受け付けが26日、全国の自治体で始まり、京都市では担当者が申請書類の確認作業にあたった。
京都市では原則郵送受け付けとしており、午後3時までに11件の書類が到着した。受理後7~10日で交付する予定で、担当者は「早く受け取りたいとの要望もあり、迅速に対応したい」と話した。
ワクチンパスポートはA4サイズ1枚。申請方法は自治体ごとに異なり、希望者は申請書や旅券、ワクチンの接種券などを住民票がある市区町村の窓口に持参するか郵送で提出する。当面は紙での申請、交付に限るが、将来的には電子申請や交付後にスマートフォンに表示できるようにすることも検討している。発行手数料は国が負担する。