外出自粛で気軽に相談に行くことができないため、妊娠中のプレママや子育てをはじめたばかりの新米パパ、ママは大変だろうなと推察されます。そんなときに活用してほしいのが、オンラインで相談や講座受講ができるサービスです。
「じょさんしonline」は、有料のオンライン相談と出産・子育てについてのオンライン講座の受講ができるサイトです。相談の基本プランは、1回45分で3300円。日時を予約したうえで、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を使ってパソコンやスマホで相談します。
オンライン講座は内容によって受講料が違いますが、1講座3300円程度。サイトを運営する杉浦加菜子さんは、「ホームページで自分と気が合いそうな助産師を選んで相談してもらい、かかりつけ医のように『マイ助産師』を持ってほしいと思います」と語ります。
5月にオープンした「Meets the Midwife」は、全国の助産師を紹介しているサイトです。全国にどんな信念を持ってどんな活動をしている助産師がいるのかが分かり、自分が相談したい助産師にアクセスすることができます。
また、産後の家事サポートなどを行う「アイナロハ」の渡辺大地さんが、自身の著書「赤ちゃんがやってくる!」(KADOKAWA)をもとに、動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップしている両親学級の動画は、新米パパ・ママにおすすめ。渡辺さんは有料のオンライン両親学級も随時開催。グループ受講の場合、受講料は3千円です。
子育ては正解がない分、心がもやもやしがち。助産師に悩みを聞いてもらうだけでも少し気持ちが楽になることもあります。講座では、同様の悩みを持つ子育て仲間と話ができることもあり、それも魅力です。オンラインなら、国内外どこからでもアクセス可能。さまざまなオンラインサービスを活用して、子育て中の不安や閉(へい)塞(そく)感を減らしていきましょう。
(マネーライター 生島典子)